claspをインストールする
claspをインストールする
それでは、いよいよclaspをインストールします。
claspのインストールや操作は、DOSプロンプトやPower Shellなどの、いわゆるターミナル(Terminal)と呼ばれる画面を使って、**文字入力により**行います。
慣れないと、大変そうに思えるかもしれませんが、入力すべき命令文は少しだけですので、がんばって覚えて見てください。
このページでは、VS Codeの画面からターミナルを起動する方法を紹介します。
VSCodeでターミナル操作をする
VSCodeを起動し、その中でターミナル操作をしていきます。
- VSCodeを起動する
-
スタートメニューからVSCodeを起動します。
インストール直後は一番上に表示されていると思いますが、もし、表示されていない場合には、下のほうにスクロールしていってVisual Studio Codeを探してください。
- Terminal を起動
-
メニューの「Terminal」→「New Terminal」をクリックすると、画面下部にターミナル(私の環境ではPower Shell)が起動します。
Power Shellが起動すると、上記写真の赤枠部のように「PS C:\Users\(ユーザー名)>」と表示されます。
もし、しばらく待っても表示されない場合には、Enterキーを押してみてください。
画面右下に、
- You can change the default terminal shell by selecting the customize button
- Help improve VS Code by allowing Microsoft to collect usage data. Read our privacy statement and leran how to opt out
など様々なメッセージが表示されているかもしれません。
意味がわからなければ、無視しても構いません。×印を押して消してしまいましょう。
- claspのインストール
-
Power Shellの「PS C:\Users\gasuser>」の右側に、次のように入力してEnterキーを押してください。
npm i @google/clasp -g画面キャプチャでは見にくいですが、末尾に「-g」がついているところに注意してください。
Enterキーを押すと、claspのインストールが始まります。終わると、私の手元では、次のような画面になりました。
これで、claspのインストールが完了しました。
補足:「-g」を付けてインストールをする意味
先ほど、インストール作業の中で、「npm ・・・ -g」というように、末尾に「ーg」を付けてインストール作業をしました。
この「-g」は、グローバルを意味しています。
どういうことかというと、今回インストールしたデータは、今後、GASのプログラムを書くとき(正確には、node.jsを使った作業をするとき)に、 共通して使える領域にインストールをしたということです。
本来は、グローバルにインストールをしないほうが望ましいようですが、後々の作業が簡単になるため、今回は、あえてグローバルにインストールをしています。
clasp関連の調べ物で、他のブログを見るときには、 npmコマンドでのインストール時に「-g」をつけた前提かどうかに気をつけて読んでみてください。
「-g」を付けたか付けないかで、後続の作業が変わる可能性があります。